寒くなってきたせいか、よく見かける猫がこなくなった。
キャメルの毛皮を着たちょっと太った体格のいい猫である。
我家ではこの猫を「でぶネコ」とよんでいる。(カワイイ♪)
春のぽかぽか陽気の日は、よく庭先までノソノソ遊びにきていた。
「でぶネコ」は生意気にも音楽が好きなのか、
ボサノバの曲をかけていると、いつの間にか目の前の空き地に
べっかり腰をおろして、気持ちよさそうに聴き入っている。
(度々そんなことがあったので、やはりボサノバが好きかも?)
音楽は世界共通といわれているけど、そう思う。
疲れたときに聴く曲、悲しいとき、嬉しいとき..歌も同じだ。
その時々で、心はずいぶんと癒される。
でも、癒されるのは人に限ったことではないと思う。
動物だって同じ。
「でぶネコ」がそれを証明してくれてる?…と私は思っている。
CDを止めるとまもなくに、何処かに行ってしまう。
これから冬がやって来るというのに、来年の春が待ち遠しい。
また、「でぶネコ」にあえるかも知れない。