新たな変異株「ミュー株」とは
全国で拡大している変異した新型コロナウイルスへの感染。
次々に現れる変異ウイルスは脅威でしかありませんね。
新型コロナに感染
新型コロナに感染した人のなかには、感染力が高いとされる変異や
免疫が働きにくくなるなどの変異が報告されています。
どれだけの人たちがこの新型コロナの恐さを理解しているのか。
遊び歩く人たちも是非このことに耳を傾け、自分と大切な人の命を守る
気持ちを持って欲しいです。
新型コロナで死の淵をさまよった人の「生の声」を報道で聞くにつけ
「自分は大丈夫!」なんて言う、楽観的な考え方は改めてほしいですね。
新型コロナウィルス 変異株の種類について
ここにきて、また新たな変異株が出てきました!
それが、「ミュー株」です。
次から次と追いつきませんね。
WHOは特定の国への差別的な扱いを防ぐため、変異ウイルスを
ギリシャ文字で呼ぶよう提唱しているそうです。
これまでにどのような種類が報告され、どのような特徴があるのか
書き込んでみました。
2021年9月2日現在、「VOC」と「VOI」として合わせて
9種類の変異ウイルスを挙げています。
下記の( )内の国は最初に発見された国を表しています。
【新型コロナウィルス 変異株】
※VOC=懸念される変異株
αアルファ(イギリス)
βベータ(南アフリカ)
γガンマ(ブラジル)
δデルタ(インド)
※VOI=注目すべき変異株
ηイータ(イギリス)
ιイオタ(アメリカ)
κカッパ(インド)
λラムダ(ペルー)
μミュー(コロンビア)
WHO=世界保健機関は
「懸念される変異株=VOC」とは
〇感染力が強まる
〇感染した際の重症度が上がる
〇ワクチンの効果が下がる
などの性質の変化が起こったとみられる変異ウイルスを
「懸念される変異株=VOC」として国際的に警戒を呼びかけています。
「注意すべき変異株=VOI」とは
〇感染力やワクチンの効果などに影響を与える
可能性がある変異ウイルスや
〇国や地域を越えて見つかっている変異ウイルスなどを
「注意すべき変異株=VOI」としています。
コロナのミュー株について
WHO=世界保健機関は、2021年8月30日付けで新型コロナウイルスの
変異ウイルス「ミュー株」を「VOI=注目すべき変異株」に位置づけました。
ギリシャ文字で「ラムダ」に続く文字として今回、「ミュー株」とされました。
WHOによると「ミュー株」は、2021年1月に南米のコロンビアで
初めて確認されて以降、南米やヨーロッパで感染が確認されていて、
特にコロンビアとエクアドルで増加傾向にあるということです。
また、変異ウイルスの情報を集約している研究機関のウェブサイトによると
「ミュー株」は、ウイルスの「スパイクたんぱく質」の遺伝子に「N501Y」という
変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という変異などが含まれていて、この2つの変異は
南アフリカで確認され、WHOが「VOC=懸念される変異株」に位置づけている
「ベータ株」にもみられるということです。
WHOによると予備的なデータでは「ベータ株」と同様にワクチンなどで得られた免疫の働きが
下がるという報告があるということですが、詳しい性質を確定するにはさらに研究が必要だということです。
(NHK特設サイト参照)
「ミュー株」の次も人類はまたもや変異ウイルスコロナ株に追いかけられるんでしょうか?
日本人には日本人の体質に合うワクチンが望ましいと個人的には常に
思っています。
早く実現してほしいです!
まとめ
新型コロナの新たな変異株「ミュー株」について紹介しました。
ウイルスの「スパイクたんぱく質」の遺伝子に「N501Y」という
変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という
変異などが含まれているということです。
感染しないように、マスクやうがいをし、手を洗い清潔を心がけましょう。